一夜明けても、the killersのhumanが頭から離れず、来週(30日)のデジタル配信がひたすら待ち遠しい。ついこの間まですっかり油断していて、ニューアルバム及びニューシングルの情報が寝耳に水だったのだが、ここへ来てニューアルバムへ向けて俄然気分が盛り上がってきた。
少しでもニューアルバムについての情報が欲しいところだが、残念ながらオフィシャルサイトもmy spaceも、まだsawdust仕様のままである。日本のオフィシャルサイトについては言うまでもない。
あまりのトントン拍子振りに、the killers周辺も対応できていない状態なのだろうか。
偶然にも、morrisseyについて言及されている記事として、brandon flowersの最新インタビューがmorrissey-soloにおいて紹介されていて、それが非常に興味深い内容だった。
brandon flowers talks day & age:best killers disc ever 2008/9/15 rolling stone
http://www.rollingstone.com/blogs/smokingsection/2008/09/brandon-flowers-talks-day-age.php盛り上がってきた気分にまかせて、気になった箇所を抜粋、意訳してみた。
・ニューアルバムday and ageから5曲ほど聴いた記者の印象
「human:世界的クラブ・ヒット間違いなし。i can't say:テナー・サックスによるソロとスティール・ドラムを導入、新しい可能性を提示。dustland fairly tale:brandonが自らの両親について書いたという“slick chrome american prince and cinderella”(つやつやクロムめっき仕立ての王子とシンデレラ?)なるキャラクターが登場する叙事詩。」
・humanについて
「sawdust製作時には最初のレコーディングが行われているが(今作のプロデューサーstuart priceは、sawdustにおいてleave the bourbon on the shelf/sweet talk/mr.brightsideのリミックスを手がけている)、あまりに出来が良すぎたために収録を見送った。」
「landscapes(全体的なサウンドの広がりやバランスという意味か?)はプロデューサーのstewart price的。the killerが核となる楽曲を用意し、stuart priceはそれにgalaxy(広がりや奥行き?)を加えている。」
「クラシックなコード進行で、シンプルな曲にしたかった。stuartには『“johnny cash meets the pet shop boys”のような感じ。』と言った。」
・アルバムday and ageについて
「前作sam's townにおけるlas vegasというテーマは今作にも受け継がれているが、例えば、(同様に生まれ故郷である)manchesterについて歌いながら、そういった地域性を越え広く世界にアピールしているmorrisseyのように、より普遍的な視点が取り入れられていると思う。」
humanがsawdust製作時に、出来ていた(しかも完成版とさほど変わらないサウンドらしい)というのは、彼らの好調ぶりが窺える話だし、これほどの曲が最初に出来てしまったということは、おそらくその後のレコーディングにもかなりいい影響を与えたものと思われる。
歌詞に苦しみつつ、「iTunes向けボーナストラック」や「日本向けボーナストラック」にも気を配るうちに結局2枚組みも可能な19曲をレコーディングするはめになったらしいが、アルバムは全10曲。
human
spaceman
neon tiger
good night, travel well
vibration
joyride
i can't say
losing touch
a dustland fairly tails
the world we live in
brandonのお気に入りは、a dustland fairly talesとi can't say。そして、このインタビューの数日前に完成したというjoy ride(この曲にもサックス・ソロあり)も必聴らしい。
最近の曲では、やはりkings of leonのsex on fireも気に入ってるようだ。
posted by atons at 18:34|
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