2011年02月28日

月曜日のadele

最新のUKシングル・チャート。adeleのsomeone like youが2週連続1位、rolling in the deepが先週と変わらず4位。そしてアルバム・チャートでは同じくadeleの“21”が5週連続1位、先週4位の“19”はさらに2位まで上昇。先週の時点で成し遂げた「シングル・アルバム両チャートにおいてトップ5内に同時に2作品ずつランクイン」という1964年のthe beatles以来となる快挙を、アルバムチャート1位2位独占のおまけつきであっさりと更新してしまった。adeleのおかげで5週連続気持ちのいい月曜の朝だ。

他に気になるところではhurtsのhappinessが先週の57位から28位に再浮上。NME awardsでのbest new artist受賞効果によるもと思われる。アルバムからの4枚目のシングルsundayも27日にリリースされている。

marti pellowのlove to loveは残念ながら100位圏外へと姿を消してしまった。CDの一社独占販売が悔やまれるし結果的にその後の販売拡大も遅きに失してしまったわけだが、そんな状況にあってのこのlove to loveの健闘(最高27位)もまた1週間の始まりに温かみを添えてくれたようにも思う。

marti pellow - this is the moment (from “jekyll & hyde”)
http://www.youtube.com/watch?v=2nnO8SRERzc


scritti polittiの初ベストabsoluteも無事にリリースされ、iTunes storeでも配信が始まっている(http://itunes.apple.com/jp/album/absolute/id418764764)。結局オフィシャル・サイトはリリース当日を迎えてもあのままだった。入荷待ちが続くthe blow monkeysのstaring at the seaなどと一緒に届くのは一体いつのことになるやら...。明日からもう3月。duran duranのall you need is now完全盤またはデラックス・エディション、human leagueのcredoもすぐそこ。寒の戻りもせいぜい1週間くらいだとは思うけれど...。



all you need is nowツアーの日程も続々と決定する中、国内盤リリースの情報さえない日本はまたしても蚊帳の外な感じ。間違ってもサマーソニックやフジロックなどでお茶を濁すようなことなく、是非とも単独でお願いしたい。

今のところall you need is nowからライブで披露されているのは、all you need is now/being followed/girl panic!/runway runawayの4曲。まだrunway runawayの音源は聴けていないものの、being followedとgirl panic!は非常にライブ映えして魅力もさらに増している。ツアー本番のセットリストはall you need is nowと、1stから3rdまでの曲を中心にして強烈に80年代初期回帰を打ち出しても面白そうだが、あえて初期の曲はgirls on film/save a prayer/the reflexくらいに留め、planet earth/rio/hungry like the wolf/the chauffeurといった定番曲が演奏されるべきところでrunway runaway/girl panic!/blame the machine/before the rainを並べ、単なる80年代初期回帰ではなくあくまでもall you need is nowであるという姿勢を示してくれたりすると個人的にはものすごく興奮するし、そうなると何としてもかけつけねばならない。

DURAN DURAN - OTHER PEOPLE'S LIVES (SNIPPET WORLD PREMIER 26.02.2011)
http://www.youtube.com/watch?v=h91BSf3YcRs


posted by atons at 17:38| Comment(2) | TrackBack(0) | adele | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月24日

春ミックス

この冬の大雪は寒さの底にまで積もってしまったのか、どうやらその底を見ることなく本当にこのまますんなりと春に移行しそうな気配。昨年末から1月中の寒さと大雪でこの冬を全部出し切ったのかもしれない。後のことを考えず一度にまとめて降ってしまった雪はそう簡単に消え入ることもできず、春めいた陽射しのわりにはまるでその往生際の悪さが目につく。自らひとあし早く招いた春なのに冬はまだ帰り支度ができておらず、昼夜問わずせっせとチョロチョロと屋根の雪を解かし、時にあせって雪の塊をドシャっと落としながら、大急ぎで冬じまいの最中。そんな風に春と冬が同居している。



あと4日でscritti polittiのベスト盤absoluteがリリースされる。しかしオフィシャル・サイトは依然としてベスト盤の内容を素っ気なく紹介したまま。一応お知らせのメールをもらえるように登録もしているけれど音沙汰なし。初ベストであり、またエレクトリックでポップな新曲2曲も収録されるというのに、このまま静かに28日を迎えてしまうのだろうか...。一緒に届くはずのthe blow monkeysのstaring at the seaは、21日にリリースされたものの当たり前のように入荷待ち。28日を過ぎても入荷待ちである可能性も十分あって、よくあることだけど冷や冷やする。


duran duranのall you need is now完全盤まで1ヶ月を切った。先行配信の9曲をあくまでも予告編として3月21日(または22日)の本編を待つ気分なのか、先行配信とはいえ9曲のヴォリュームまたアルバムとしての統一感もあったので今回はどちらかといえば通常盤の後にリリースされるデラックス・エディションという感じなのか、その受け止め方で待ち遠しさも違ってくる。個人的には先行配信9曲の充実振りからデラックス・エディション的なとらえ方をしていて、今のところ12月の先行配信時ほどには取り乱してもいない。

とはいえ当初アルバム・タイトルとして噂されていたking of nowhereの完成型と言われている(タイトルだけ見ればかなり違った印象も受ける)too bad, you're too beautifulや、ラストのbefore the rainの前に置かれたreturn to now等は非常に楽しみでもあるし、リリース後のリアクションも無論気になる。素晴らしい内容だけに先行配信が奏功することを願わずにいられない。



不安と期待が交錯すれば春はさらに春めいて、今朝は最低気温も氷点下を脱し1℃。日中の最高気温はついに10℃をかすめ空は春に霞んだ。
posted by atons at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | duran duran | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月23日

the very best of 「疑問や不満」

morrisseyの新しいベスト盤the very best of morrisseyの詳細が明らかになった。全18曲収録、PVを中心としたボーナスDVD付で、リリースは当初伝えられていた3月28日から4月25日に変更。シングルglamorous glueはその1週間前にリリースされる。


収録曲目を見ると、昨年リリースされたbona drag20周年記念デラックス・エディションと7曲もかぶっていて、片方はリイシューだったとはいえよく似た編集盤が半年足らずでリリースされるということが(ある程度予想されたことではあるが)まず不可解。またhmv/parlophone時代のアルバムからの選曲のはずが、kill uncleからは1曲も選ばれていないのも残念。

今作もbona dragデラックス・エディションに続きmajor minorからリリースされ、アートワークについてもmorrissey自身がまた素敵で愉快な写真を用意してくれるそうなので、つまりworld of morrisseyな選曲についてもmorrisseyがそれでいいならファンとしても苦笑いしつつ予約して買うしかないけれど、しかしどうせglamorous glueをシングルにするなら、そこはごく普通にひねりを加えずにyour arsenalデラックス・エディションでよかったのに...というのが正直なところ。少なく見積もってもファンの9割はそう思っているに違いない。


エンハンストCDと7インチ・アナログでリリースされるシングルglamorous glueには、それぞれCDにはtreat me like a human being、7インチ・アナログにはsafe, warm lancashire homeというviva hateレコーディング時の未発表曲が収録されるものの、考えてみるまでもなくその2曲も、bona dragデラックス・エディションに収録されてもよかったというかされるべきだった曲なわけで、やっぱり今回はいかにmorrissey流でも、どうしたってyour arsenalのデラックス・エディションが来るべき流れだったように何度だって思う。


...といくらでも疑問と不満がわいてくるにも関わらず、「しかしながら...」と始めずにいられないのが悲しいようなうれしいような恥ずかしいような...。

...実際、ベスト盤唯一の未発表音源interludeのmorrissey solo version(リリースされたヴァージョンはsiouxsie siouxとのデュエット)は、悔しいけれどそれだけでもアルバムを購入する価値があるし、2000年リリースのoye esteban以来10年ぶりとなるPV集も有難い。oye estebanがアメリカ向けのリージョン1という限定的な仕様だったことからすれば、the more you ignore me, the closer i get/boxers/sunnyは準初DVD化と好意的に解釈できないこともない。

ベスト盤同様にDVDも、kill uncle収録のour frankとsing your lifeはきっちり抜け落ちていて、むしろour frankこそ完全初DVD化としての価値があったのに...という心残りもあり、疑問や不満はどこまでもつきまとうけれど...、それも決して気分の悪いものではなく、結局何故だかそれなりに4月25日が待ち遠しいというのだから笑える。


The Very Best Of Morrissey tracklisting:

1. The Last Of The Famous International Playboys
2. You're Gonna Need Someone On Your Side
3. The More You Ignore Me, The Closer I Get
4. Glamorous Glue
5. Girl Least Likely To
6. Suedehead
7. Tomorrow (US remix radio edit)
8. Boxers
9. My Love Life (US mix)
10. Break Up The Family
11. I've Changed My Plea To Guilty
12. Such A Little Thing Makes Such A Big Difference
13. Ouija Board, Ouija Board
14. Interesting Drug
15. November Spawned A Monster
16. Everyday Is Like Sunday
17. Interlude (Morrissey solo version)
18. Moonriver (extended 9:39 version)

Bonus DVD:
The Last Of The Famous International Playboys
The More You Ignore Me, The Closer I Get
Glamorous Glue
Suedehead
Tomorrow
Boxers
My Love Life
I've Changed My Plea To Guilty (live, Jonathan Ross Show)
Interesting Drug
November Spawned A Monster
Everyday Is Like Sunday
Sunny
posted by atons at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | morrissey | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月22日

melting pot

昨日の夕方のニュースから天気予報の水道管凍結情報が花粉情報に変わった。日中の最高気温は7℃だったし、翌朝の予想最低気温も−4℃。晴れマークひとつの放射冷却でも−4℃なら、そりゃ水道管凍結情報もお役御免でしょうね。と春を確信したばかりということもあって水抜きなんだっけそれという感じで、さらにフリースを布団の肩口にかけていたのを止めにして布団に入った。

強烈な明るさで目覚ましが鳴る前に目が覚めるのと同時に肩の辺りが少し寒い。窓を見ると下の方が少しだけ凍っている。でも水道が凍るほどではないだろうと蛇口をひねってみたら少しグズグズいって、テレビをつけると今朝の最低気温は−7℃。勝手に春を確信してすっかり油断してしまった...と思ったのもつかの間、日中は春を再度確信せずにはいられないほどに晴れて暖かくなった。



パンダがパンダの飛行機に乗ってやってきたニュースを見ると...、パンダもあんなパンダ柄ではなくて熊と変わらない見た目だったなら、こうして檻に入れられて、ついこの間まで小さな島のことでもめていた相手の国に、友好の証だかビジネスだか大変な重荷まで背負わされて、飛びつけない空を経由して、そもそもそんな事情も全く飲み込めないままに気がついたらまた同じような檻の中にいる...なんてことはなかっただろうに...と思うとどうしても切なくなり、かわいそうなlenoのことを思い出してしまったりする。

Royksopp-Poor Leno
http://www.youtube.com/watch?v=aJjhagh8dk4

もしかしたらパンダは人に可愛がってもらうために目の周りが黒いのかもしれないし、危険と隣り合わせの自由気ままな人生よりも、多少狭苦しくっても食事つきの安全な暮らしを望む動物もいるのかもしれない。人間の子育てだって過保護もあれば放任主義もある。野良猫の気ままさなど知らないまま幸福な一生をおくるペットもいる。「人からちやほやされるの結構好きですよ。天職かもしれません。食べ物も自分で取ってくるより食べやすくて美味しいし、動物園の人もみんな優しいし。確かに多少窮屈には違いないけど住まいも快適です。日本に来てよかったです」とパンダが言っているとでも思わないことには手放しで可愛い可愛いと喜べない。



先日のjohnny marrによるつぶやき“I liked that Duran Duran got back together.”以降、改めてほんのつぶやきでしかないtwitterに過剰に反応するのは止めようと肝に銘じ、やっぱりリリース等の情報収集で使うほうが気忙しくなくていいやと思ってはみたものの、johnny marrはこっちの都合もお構いなしでどんどんつぶやき、それがどうも気になる内容だったりするから困る。

首相に2週間限定でi started something i couldn't finishを許したのはやり過ごすこともできたけれど、今日の“Blue Mink”と“..."what we need is a great big melting pot...".. yeah, nice, a bit weird though...a melting pot. Weird”というふたつのつぶやきについてはやり過ごす方が難しい。

blue minkのmelting potといえば、僕にとってはculture clubのライブ定番曲であり、その歌詞もメロディもまるでculture clubのためにあるような曲で、ゆえに当時のculture clubにしては珍しいカバー曲だったのに大好きな曲であり、ライブ盤a kiss across the oceanでの演奏シーンはculture clubの最高の瞬間のひとつだとさえ思っている。

melting pot/blue mink
http://www.youtube.com/watch?v=4HHT_V294Co

melting pot/culture club (from “a kiss across the ocean”)
http://www.youtube.com/watch?v=HWGRmkq6k0w



そしてjohn taylorのtwitterにはholly johnsonとの写真。

http://plixi.com/p/79035788
posted by atons at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月21日

adeleがいっぱい

最新のUKチャートがとんでもないことになっている。というよりもadeleがとんでもないことになっているというべきか。

まずシングルsomeone like youが先週47位からの急上昇で1位。正式なシングル・カットを待たずに1位になったのは、先日のbrit awardsでのパフォーマンス効果と、その直後にiTunes storeから配信されたライブ音源のダウンロード数もシングル売り上げとしてカウントされたため。先週5位のrolling in the deepが4位、make you feel my loveもいまだ27位、挙句にchasing pavementsまで93位に顔を出したのもその46ランクアップの勢いに引っ張られたようなものだろう。

そしてアルバム・チャートでも“21”がこの期に及んで先週さらに19万枚近くを売り上げて4週連続1位。それだけでも凄いことなのに、先週6位で「トップ5内に2作品うち1枚が1位」記録が途切れてしまうことになった1stアルバム“19”が4位。再度「トップ5内に2作品うち1枚が1位」状態になった。...だけに留まらず、シングル/アルバム両チャートを並べてみると、トップ5内に2作品ずつ、しかもきれいに1位と4位。

...でもう左右対称で見事に収まったところで何も出てこないと思ったら、シングル・アルバム両チャートにおいてトップ5内に同時に2作品ずつ並べてしまったのは、1964年のthe beatles以来(i want to hold your handとshe loves youがそれぞれ2位と5位、アルバムthe beatlesとplease please meがそれぞれ1位と2位)というのだから、記録尽くしの快挙でも格が違ってくる。


adeleに限らず今週のチャートは毎年のことながらbrit awards効果が凄まじく、同じくパフォーマンスが配信されたtake thatのkidzも(2月21日のシングル・リリースを前に)199位から31位、mumford & sonsもアルバムsigh no moreが15位から2位に再浮上(といってもmumfor & sonsの場合再々々々浮上でも足りないような気もするのだが...)。そのほか同じようにbrit awardsでパフォーマンスし音源が配信されたarcade fireやtinie tempahなども軒並み上昇。brit awardsでのライブ音源だけでも、わずか4日ほどで9万ダウンロードに上ったらしい。

もろにテレビの影響だし、パフォーマンス音源をあっという間に配信してチャートに反映させるやり方には音楽業界の必死さも感じられて、普通なら眉をひそめてしまうような状況でもあるけれど、それでチャートがadeleだらけになるのであれば結果オーライ。アルバムの内容からすればこの状態がもっと続くようでなければならないとも思う。



adele仕様及びbrit awards効果のにぎやかなチャートにあって、marti pellowのlove to loveは残念ながら先週の27位から順位を下げ43位。amazonやHMVでの発売は明日2月22日。CDが一社独占販売だったことが悔やまれるところだが、brit awards効果もなりふり構わぬ必死さが無くても最高位27位と思えばうれしいし、もちろん来週以降の再浮上にも期待したい。


posted by atons at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | adele | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月20日

春を確信する

遠くの山々は冬の色。家の前の分厚い氷をスコップでガシガシ割る音がする。公園や空き地にもまだ30cmほどの雪が残っている。早朝には雪もちらついた。しかし、−6℃の予報だった最低気温は−3℃。徐々に雲も消え風もなく穏やに晴れた日中の最高気温は6℃まで上がった。


いつもの川べりを歩く。白鳥の御一行は何処へかお出かけの様子。「ビッ、ビッ」という声とともにカワガラスが現われ(いつものことではあるものの)躊躇なく川の中へチャポンと突っ込んだ。向こう岸では木の枝をコチョコチョと動き回る3羽のシジュウカラが「シピシピー」と楽しそうに鳴く。

大きな道路に出て信号待ちをしていると、後ろの木にも数羽のシジュウカラ。そのうちの一羽が僕の肩くらいの高さの枝まで降りてきて、春らしい若芽のような(本当はウグイス色と言いたいけれど、シジュウカラにもウグイスにもメジロにも悪いような気がするので若芽のような)色のうなじをこちらに見せながら、遠慮なく「シピシピー」と気持ちよさそうに何度も鳴いた。

カワガラスは真冬でも平気で水にもぐる。シジュウカラの声を楽しげに聞くのは人の勝手でも、そのうなじが黄緑色なのは別に春が近いからというわけではなく年中そんな風である。タマに春のことを聞いてもにゃあという答えしか返ってこないだろう。


昨日は水っぽいようで土の割合が足りないように感じた春の匂いが、たった1日で今日は随分と春らしく香ったのが我ながらあまりにあてにならない感じがして、歩きながら何度も深呼吸してみた。春の匂いの配合は判然としないままだったけれどセーターでは少し暑かった。



鈴木蘭々 Spring has come.
http://www.youtube.com/watch?v=lIVnVyyFfOI

posted by atons at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月18日

少し寂しい

CDジャーナルが変わった。といっても雑誌ではなくCDJournal.comのほうの話。雑誌も変わったようだが購入していないのでよく知らない。毎週月曜から金曜まで届くメール・マガジン登録しているCDジャーナルのサイトが変わってしまったのである。

「日本最大級の情報量 音楽と映像 オールジャンル・サイト」と謳うだけあって、売れ線のみならず幅広い守備範囲で、日本において最も頼りになる80年代洋楽情報源として非常に重宝していたのだが、昨年後半あたりから、毎日のメールマガジンもサッと目を通すだけになり、リンクから情報を確認してみることも激減、80年代に限らず洋楽自体の扱いも減ってきているような気がして、twitterのフォローもやめてしまってから大分経つ。


気が付けば、duran duranのall you need is now、blow monkeysのstaring at the sea、human leagueの新曲night peopleそして10年ぶりの新作credo、いずれの情報も取り上げられていない。

duran duranはまだしもblow monkeysやhuman leagueの話題となると、一般的な音楽情報サイトのレベルからすればフォロー仕切れなくても仕方ないような感じもするが、CDジャーナルはそんじょそこらのサイトとは違い、the blow monkeysの前作devil's tavernについても、結局日本リリースが無かったにも関わらずいち早く取り上げていて、決して多くを望みすぎているというわけではない。そこでjimmy somervilleの前作suddenly last summerについては触れていたのに、新曲bright thing(2月7日リリース、日本のiTunes storeでも購入可能)の話題が出てこなかったりすると自然と違和感も抱かざるを得ず、変わってしまったなという印象もさらに強くなる。

hall & oatesの来日やベスト盤等の情報はあったけれど、それはごく普通の情報サイトと変わらず、僕のような利用者がCDジャーナルに期待している類の80年代洋楽情報といえば、最近ではおそらく昨年10月リリースのholly johnsonのblastスペシャル・エディションについての情報くらいしか思い当たらない。


80年代洋楽関連の需要がなくなりつつあるのか、単に不景気で手薄にならざるを得ないのか、素人には分からない事情がそこにはあるのだとしても残念で寂しい。雑誌も購入せずメールマガジンも登録無料なので、自分の期待する情報が得られなくなったからといって、ことさら残念がるのも寂しがるのもおかしく、かえって「今までお世話になりました、ありがとう」と感謝しなければならない立場ではある。

ただ、音楽業界最後の良心として頼りにしていたし、また小さな喜びや驚きがあったかつてのメールマガジンは、洋楽を中心にしかし邦楽もロックもアイドルも演歌も何でもありのとりとめもない話が出来る数少ない親友とのやり取りのようでもあった。だから嫌味でも大袈裟でもなく素直にほんのちょっと寂しい。
posted by atons at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月17日

アーティスト連鎖

昨日のjohnny marrの“I liked that Duran Duran got back together.”というつぶやきはほんの冗談のつもりだったらしい。“Duran Duran got back together”と言っている時点で相当あやしいとは思っていたもののちょっと残念でもあり、ほんのつぶやきというのに、好きなアーティストの名前が並んだだけで過敏に反応してしまったのもいけなかった。


でもそんな好きなアーティストが好きなアーティストの名前を挙げたりする、いわばアーティスト連鎖はファンにとってうれしいもの。brit awardsにおいてarcade fireがbest international albumを受賞した際のスピーチで、brit awardsへの敬意を込めつつ影響を受けたアーティストとしてnew order/david bowie/the clash/culture club/depeche mode/the smithsの名前を挙げたのを見れば、そこにculture clubの名前があったのを小さく喜び、それだけにまた(arcade fireが同じく受賞したbest international groupのプレゼンターがsimonとjohnだったにも関わらず)そこにduran duranの名前が無いことに、さらに過敏に反応してしまうのである。

2011 BRIT Awards International Album
http://www.brits.co.uk/britstv/2011-brit-awards-international-album

単純にbest international albumの受賞が先で、まさか後になってプレゼンターとしてduran duranのメンバーが出てくるとは思いもしなかったのかもしれないし、正直なところduran duranからは何の影響も受けていないだけなのかもしれないが、何となくいまだduran duranが正当に評価されていない状況を目の当たりにしたような思いもした。



しかし、brit awardsのアフター・パーティーにおけるmark ronsonのステージにboy georgeが登場しsomebody to love me、そして(the drumsのjonathan pierceとともに)do you really want to hurt meを歌う様子を見て、

War Child O2 BRITS party w/ Mark Ronson, The Temper Trap, Boy George
http://www.youtube.com/watch?v=znBQCs3GtS4

mark ronson and boy george with johathan pierce - do you really want to hurt me at the roundhouse
http://www.youtube.com/watch?v=oQ1WmVNp1yo

さらにおそらくその際に撮られたであろうsimonとjohnとboy georgeが一緒に収まった写真を見て、

http://twitpic.com/40ijfs

...やっぱりアーティスト連鎖でうれしかった。
posted by atons at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | johnny marr | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月16日

突然ブーム

lady gagaのborn this wayの緊急配信、radioheadの突然のしかも直前でのアルバム・リリース発表。そういえばtake thatのthe floodとprogressもそれぞれ1週間ずつ前倒しでリリースされたし、duran duranのall you need is now(シングル)の前倒しリリースが伝えられたのもそのほんの数時間前のことだった。すっかり緊急に突然に前倒しブームという感じもする。

しかし緊急で突然とはいいながら、配信やCDの流通にはそれなりの準備期間が必要なのだから、知らせるのを遅らせただけというとらえ方もできる。用意周到なドッキリといってもいい。となると余計な手数を省略してダイレクトにファンのもとへ届いているように見えて、実際は手の込んだ念入りな印象もあり、それならばかえって普通にリリースしたほうが回りくどくなくていいようにも思えてくる。

lady gagaのリリース直前のコメントにしても芝居ががっているように見えて(それが彼女の魅力のひとつでもあるのだろうけど)、その裏で大人たちが右往左往しつつそれでも着実に準備を進めていたと思うと、特にそういったポップ・スター然とした振る舞いを年相応に経験してきた世代などは、曲を聴く前にその段取りの時点でゲップが出る。

アーティストとファンがよりダイレクトにつながるための可能性を模索するのは素晴らしいことだが、それをするにはlady gagaもradioheadも大きくなりすぎてしまったように思う。また、臨機応変に対応できるのがインターネットの利点でもあり醍醐味とはいえ、そこにしっかりとした流れができないうちは、踊らされ要らぬ混乱を招き空騒ぎに終り、必ずしも作品にとってプラスに働かない場合も想定される。

無論売れているからと胡坐をかかずに率先して新しいことに挑戦しているには違いないし、その価値もあると思う。しかしその後、CDにそのデラックス・エディションにアナログ盤...と続くのだとしたら、...それならば普通に時間をかけて準備してからリリースするほうが、ファンにとってもあれこれ振り回されず簡単ではないかということになる。



brit awardsにおけるtake thatやadeleやmumford & sonsのパフォーマンスが、あっという間にiTunes storeから配信されたりするのは大いに結構なことで、そういうのはどんどんやってもらいたいと思っても、やっぱり日本のiTunes storeでは購入できず。

Take That Kidz Live @The Brit Awards 2011
http://www.youtube.com/watch?v=Y7-t_6VCXP0

Adele - Someone Like You - Brits 2011
http://www.youtube.com/watch?v=KMkySDmL618

Mumford and Sons Sing Live On The Brit Awards 2011
http://www.youtube.com/watch?v=LO_XXT0UTVY

take thatがbest british group、mumford & sonsのsigh no moreがalbum of the yearをそれぞれ受賞。british solo部門にノミネートされていたmark ronsonは残念ながら受賞には至らず。simonとjohnはinternational group部門にプレゼンターとして登場、奇遇にもowen pallettつながりのarcade fireに賞を贈った。

Simon + John presented Best international Act to Arcade Fire at the Brit Awards in London.
http://www.duranduran.com/wordpress/?p=17852


そのduran duranのall you need is now完全版(ただし3月22日リリースのUS盤)の収録曲目も正式に発表された。

1.all you need is now
2.blame the machines
3.being followed
4.leave a light on
5.safe(in the heat of the moment)
6.girl panic!
7.a diamond in the mind
8.the man who stole a leopard
9.other people's lives
10.mediterranea
11.too bad you're so beautiful
12.runway runaway
13.return to now
14before the rain

これにボーナス・トラックとしてnetworker nationという曲が加わり、通常盤とDVD(アルバムのメイキングや先行配信9曲についての解説などを収録)付きデラックス・エディションとアナログ盤、そしてiTunes LPとしてもリリースされる。

また、久しぶりに更新されたnickのスタジオ便りによれば、networker nationと先日twitterでつぶやかれていたeary summer nervesのほかに、too close to the sunとthis lost weekendという2曲が存在するらしい。それらがシングルのカップリングになるのか各国ごとに異なるボーナス・トラックになるのかは不明だが、結局ダブル・アルバム並みのヴォリュームになった。

もちろん特に好きなアーティストについてはこんな風に前倒しや先行配信も楽しめる。しかし、先行配信の意味はいまだに全くわからないままである。



brit awardsを見ていた(というかテレビがついていたといったほうがいいようだが...)らしいjohnny marrのtwitterに“I liked that Duran Duran got back together.”というつぶやきがあってちょっと驚いた。文字通りに解釈していいものかどうか判断しかねるところもあるけれど、他意がないならものすごくうれしい。



posted by atons at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | duran duran | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月14日

not so far from the madding crowd

2月11日に急遽配信が始まったlady gagaの新曲born this way。ギリギリ先週分のUKシングル・チャートの集計に間に合い、結局34時間で6万枚(6万ダウンロード)を売り上げ、3位に初登場している。突然のリリースだろうが34時間だろうが、lady gagaならば1位が当然だと思っていたらそのわりに...という感じもする3位ではあるが、今週1位のjessie jと2位のchipmunkがそれぞれ1週間で9万枚程度であることからすれば、やはり34時間で6万枚は驚異的な数字。おそらくあと半日いや数時間でも早く解禁されていたら余裕で初登場1位だったに違いない。世界中のダウンロード・チャートでも軒並みしかも最速で1位と何だか大変なことになっているらしい。


そんな騒ぎをよそに、個人的にはadeleの“21”の3週連続1位が断然うれしい。今週さらに13万枚以上売り、トータルでは50万枚目前。「トップ5内2枚同時しかもうち1枚が1位」記録の更新はならなかったものの、“19”もまだ6位。シングルrolling in the deepも5位で、アルバムの内容もさることながら、まずこのrolling in the deepの牽引力が凄かったなと、その一方でduffyのendlesslyが今のところ残念な結果に終わっている主な要因も、やっぱり1stシングルwell, well, wellの弱さにあったのではないかと、改めて思う。


そして今週もまた、adeleの3週連続1位やjames blakeの「ベテラン・ソウル・シンガーの休日サウンド」なデビュー・アルバム初登場9位より、うれしいアルバム・チャート27位がmarti pellowのlove to love。3週目にして先週の38位から11ランク上昇している。なるほどタイトルがlove to love、内容が80年代ラブソング・カバー集、で今日はバレンタイン・デーということもあってこういう売れ方をしているんだなとつい数日前に気がついた。バレンタイン効果であってもこうして素晴らしいアルバムが多くの人に聴かれる機会を得るのはとても喜ばしいこと。いずれにしろ聴けばチョコレートや甘いムードもそっちのけでmartiの歌声に酔いしれずにいられないはずだし、バレンタインもほんのきっかけに過ぎないわけである。


難しいとは思っていたけれどmumuford & sonsがグラミー賞(best new artist)を逃したのは残念(しかしthe avett brothersとbob dylanとのステージは最高)で、lady antebellumのsong of the yearとrecord of the yearはちょっとびっくりで、arcade fireのthe suburbsのalbum of the yearにはもっとびっくりした。


しかしまたそんなグラミー賞よりも、無論バレンタイン・デーよりも、僕にとって今日2月14日はblow monkeysのstaring at the seaリリース...だったはずが、いつの間にか来週21日に延期になっていた。そういえばsteppin' downのPV解禁もまだなのでさもありなんという延期ではあるし、scritti polittiのベスト盤(2月28日)にあわせてjames blakeなどと一緒にやって来る予定だから平気な延期でもある。

...と思ったら、延期はどうやらCDのみのようで、日本のiTunes storeでも、steppin' downのシングルとともに、今日から配信が始まっている。オフィシャル・サイトではsteppin' downのPVも公開中。

staring at the sea
http://itunes.apple.com/jp/album/staring-at-the-sea/id415768120

steppin' down
http://itunes.apple.com/jp/album/steppin-down-single/id414696538


posted by atons at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする