2011年04月29日

hard-fi新曲!!

once upon a time in the west以来実に4年ぶりとなる、hard-fiの3rdアルバム(噂では夏頃リリース予定)からのニュー・シングル“good for nothing”がついに解禁。

good for nothing/hard-fi
http://www.hard-fi.com/

hard-fi live (Good for Nothing) @ Bodega Nottingham 20/04/11
http://www.youtube.com/watch?v=b2wHir6zcqQ

ヒップなグルーヴに、かつてないほどアーシーに振れたヴァース、しかしコーラスはやっぱりアンセミックに広がり、ブラスも高らかに鳴らせエレクトリックなテイストも放り込んじゃえ...、で最後はゴスペルな大団円を迎える...、何でもありゆえにhard-fiという見事な仕上がり。
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2011年04月28日

very best of morrissey

HMV/parlophone時代の曲で構成されたmorrisseyの新しい編集盤very best of morrissey。当初glamorous glueのシングル・リリースが伝えられた際には、「そうか次のリイシュー・デラックス・エディションはyour arsenalか」とごく自然にそう思われたが蓋を開けたらベスト盤。つい半年前にリリースされたbona drag20周年記念デラックス・エディションと必然的に7曲がかぶる(interesting drug/november spawned a monsterの流れは全く同じ)一方で、2ndアルバムkill uncleからは1曲も収録されず。“very best of”のわりにシングル曲が18曲中11曲に留まる点など朝飯前なくらいに、いつにもまして妙な編集盤、リリースされた現在もまだyour arsenalのデラックス・エディションを諦めきれないところもある。


唯一の未発表音源interludeのmorrissey solo versionはこのためだけでもアルバムを購入する価値が十分にある。一箇所だけloveがlifeに変わっているところもグッとくる。tomorrow/my love life/moonriverの微かなヴァージョン違いもシングルやシングル・コレクション等を持っていないファンにとっては微かに有難い。エンディングがちょっとだけ長いmy love life(us single version)は初めて聴いた。 the more you ignore me, the closer i get/boxers/sunnyのほぼ初DVD化もうれしいような気はする。jonathan ross showでのi've changed my plea to guiltyのスタジオ・ライブ映像は、youtubeの時代に未発表という有り難味が薄れても素晴らしいパフォーマンスには違いない。しかしせめてDVDだけにでも、完全初DVD化としての価値があったour frankを収録して欲しかったという心残りはここにもある。


レコード会社主導のリリースならばかえって納得のしようもあるのだが、今作もbona dragデラックス・エディション同様、major minorからのリリースでアート・ワークもmorrisseyの手によるということで、つまりmorrisseyがむしろノリノリで製作に関わったらしいというのだから、その不可解さも増大する。

そこで想起されるのが1995年リリースのworld of morrissey。morrisseyならではと解釈するしかなかったその不可解な編集盤は、ファンにとっては今作と大いに通じるところがある。そのうえで、一応新曲boxersを中心にした、あえてsuedeheadやthe more you ignore me, the closer i getのような代表的なシングル曲収録しない選曲に何らかのコンセプトを見出すことも可能だったworld of morrisseyと比べると、(あくまでも一般的な感覚における)ベスト盤としての煮え切らなさ、収録曲が7曲かぶるbona dragデラックス・エディション直後のリリース、それなのにやけに乗り気なmorrissey...と、不可解さにおいてはworld of morrisseyをはるかに凌いでいたりもする。

そういう意味では、実際に収録曲でかぶっているのはboxers/moonriver/my love life/the last of the famous international playboysの4曲だけでも、このvery best of morrisseyはつまり1995年リリースの編集盤world of morrisseyおよび文字どおり「morrisseyの世界」の拡張版(膨張版)などととらえるべきなのかもしれない。そうすれば、またしてもしかも1曲目にthe last of the famous international playboysが収録されていることさえ、可笑しく愛おしく素敵に思えてくるのであった。



アート・ワークについては、linder sterlingによる「いい湯だな」写真がすでに強烈なインパクトを与えていて、となると一体どんなことになっているやら...と大いに期待していたブックレットは残念ながら無し。その代わり2枚組LP仕様見開きジャケットの内側には突如20年後のmorrisseyが現れ、自分のベスト盤にも関わらず、かつてライブのバック・ドロップにもフィーチャーしたsacha distelのアルバムを手に「こちらもどうぞ」と言わんばかりで意表をつかれる。


very best of morrissey特設サイト
http://glamorousglue.co.uk/very_best_of_morrissey.html

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2011年04月26日

自由を取り戻せ

john taylorのtwitterに“we are considering giving 'Liberty' a 'director's cut' , remixes, unheard cuts”というつぶやきがあった。

まだ気の早い話には違いないが、いずれlibertyのデラックス・エディションもリリースされる予定があると解釈してもいいのだろう。一昨年のrioに始まり、昨年の1st/seven and the ragged tiger/notorious/big thingを経て、スタジオ・アルバムに限れば確かに次はlibertyの順番になる。

一連のリマスター・デラックス・エディション化がrioから始まったように、セールスのみならず内容的にもいまひとつ、つまりduran duran最初の自他共に認める失敗作であったlibertyは後回しにされ、wedding albumやarena完全盤が優先されるのでは、後回しどころかもしかしたらリリース自体が見送られるのではないか...などと思っていたのだが、最終的にリリース順がどうなるかはさておき、少なくともリリースするつもりはあるらしい。


個人的にもlibertyは苦手なアルバムだ。iTunesにもviolence of summer/serious/first impressionの3曲しか入っていない。しかしそれゆえに、またliberty周辺のデモ音源を収録した有名なブートレグがあることからしても、かえってデラックス・エディションは楽しみだったりもする。

例えばseven and the ragged tigerならデラックス・エディションにレア・トラックが見当たらない寂しい内容でも、duran duranの代表作として歓迎されるわけだが、libertyとなるとオリジナルがあれだから、せめてデモやら未発表曲やらが充実していない限り、リリースする意義さえ見当たらない。ひどい言い方をすれば大いに取り繕わねばならないということになるが、それはduran duranにとっても名誉挽回の機会となるのだし、ファンにしてもデモ音源や未発表曲から垣間見れるその弁明によってオリジナルに対する失望を少しでも回復し、違和感が腑に落ちることを期待しているのである。


オリジナルはいまひとつでもリマスター・デラックス・エディションとしては素晴らしいということになって初めて、libertyというアルバムも、libertyにも挫けることなくduran duranを支持し続けたファンの気持ちも報われるはずである。
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2011年04月25日

いろんな90年代

最新のUKアルバム・チャート。adeleの“21”があっさりと1位に返り咲き、これで先々週までの11週連続とあわせて通算12週目の1位。先週1週間でまだ9万枚のセールスがあり、“19”もまるで“21”とセットで売られているかのように3位に留まっている。先週初登場1位だったfoo fightersのwasting lightは最新のUSチャートで初登場1位、2位は先週1位に返り咲いたadeleの“21”ということで、UKとUSでちょうど1位と2位がひっくり返っている。それもまたadeleの仕業である。

そのほかアルバム・チャートではgorillazのthe fallが12位、james blake同様にエレクトロニックでソウルでR&Bでsound of 2011にも選出されていた、jamie woonのデビュー・アルバムmirrorwritingが15位にそれぞれ初登場。gorillazのthe fallは昨年末すでにファンクラブ会員には無料配信されているものだから妥当なところかもしれない。james blakeよりポップな印象のjamie woonは、(チャートでは振るわなかったけれど)先行シングルのlady luckもよかったし、もうちょっと売れてもいいように思う。


シングル・チャートでは、the stone rosesのfools goldをサンプリングしたwretch 32のunorthodoxが初登場2位。週半ばまでは1位だったものの、結局先週の1位だったLMFAOのparty rock anthemには及ばなかった。

この享楽的で刹那的でつまり能天気なparty rock anthemの1位は、90年代前半における例えばsnapや2 unlimitedやthe shamenあたりも彷彿とさせ、景気がいいばかりで味気ないダンス・ミュージックが流れるbeat ukのエンディングをため息とともに見つめたあのやるせない明け方を思い出してしまう。それも含めて90年代リヴァイヴァルがきているのかもしれないと考えてみると、順番からいけば今後brotherのようなブリット・ポップ直系バンドの活躍も大いに期待できることになるわけだが、それならば尚のことfools goldをサンプリングしたunorthodoxが1位でなければならないような気もする...。まぁ、いずれにしても90年代リヴァイヴァルの波は間違いなくきているようである。

4位にはtracy chapmanの名曲fast car(1988年リリース)。例によってbritain's got talentで歌われたことによるもの。過去の名曲に再度注目が集まるきっかけとしては評価できるけれど、いまだにこの手のオーディション番組がこれだけの影響力を持っているのにはちょっと驚く。


morrisseyのglamorous glueは69位に初登場。morrissey史上最も低い順位には違いないけれど、昨年のbona drag 20th anniversary editionに際してのeveryday is like sundayの42位に続き、こうしてリイシュー・シングルまできっちりチャートに入ってくるところはさすが。

glamorous glueもそういえば92年のアルバムyour arsenal収録の曲だが、そもそも90年代とも関わりの薄かったmorrisseyゆえに、こちらは90年代リヴァイヴァルの動向とは関係ありようはずもない。

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2011年04月24日

ただ長いだけなのに

インターネットにより海外の音楽情報サイトからダイレクトに情報を得ることができ、気になる音源については簡単に試聴できるようになり、さらには(インターネット以前なら音楽雑誌を介してしか知りえなかった)好きなアーティストの最近のお気に入りまでタイムリーに知ることができるようになった。おかげで音源には事欠かず、気づけばリマスター・デラックス・エディションの類を、あれほど長年心待ちにしていたわりには数回聴いてお終いなんてことが結構ある。

リマスターが施されているとはいえ20年以上散々聴いてきたわけだし(中には本当にリマスターしたのかどうか怪しいものもあるし...)、有難いはずのボーナス・トラックにしても、発表に至らない理由があるから未発表なのであり、デモはやっぱりデモでしかなく、12インチ・ヴァージョンは言ってしまえばただ長いだけである。それでも未発表曲やデモ音源については、未発表というだけで価値があり、ただたどしいデモゆえにファンとしては興味深く聴けたりもするのだが、12インチ・ヴァージョンは、たとえ初CD化という付加価値があっても基本的にただ長いだけであることには変わりなく、80年代当時の思い入れからすると「あれこんなものだったかしら...」という肩透かしに終わりがちである。

かつてはその単なるロング・ヴァージョンである点にこそ、いい曲を長尺で楽しめるというシンプルな魅力を見出し、昨今のクラブ仕様のクールなミックスにつまらない顔をしていたにも関わらず、you spin me roundのmurder mixやplanet earthのnight versionなど、オリジナルを凌ぐ12インチ・ヴァージョンでもなければめったに聴くこともない。CD化されただけで満足してしまっているような状態になっている。


例えばhoward jonesのthe 12" album & action replay限定ボックス・セット(http://www.hmv.co.jp/product/detail/4024332)なんて、値段も高めであるし、12"albumとaction replayはそれぞれiTunes storeでも入手可能ではあるけれど、things can only get better(extended version)やno one is to blame(extended version)を含む初CD化、未発表リミックスを多数収録したボーナス・ディスクのためだけでも、きっと以前なら飛びついていたに違いない。もちろん今も多少迷うところではあるけれど予約には到らずにいる。


情報源が音楽雑誌とラジオ中心、少ない小遣いをやりくりしてやっと1枚のアルバムを手にした80年代には、必然的に新しいアーティストとの出会いも限られ、今からすればまさに聴くに事欠く状況でもあった。ゆえに12インチ・ヴァージョンを繰り返し聴くこともできたのだろうし、逆に言えば12インチ・ヴァージョンが間を持たせてくれたのかもしれない。「〜ヴァージョン」というだけで胸躍らせていたのも今は昔。かつてのように夢中にはなれないけれど、ただ長いだけにしてはいまだに気になる存在でもある。

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2011年04月23日

知り合いの紹介で

ultimateでもなくdefinitiveでもなく“a unique collection”(シングルglamorous glue封入のチラシにそう表記してあった)という位置づけのvery best of morrisseyが25日にリリースとなるmorrissey。ついに600ページもの自伝を書き上げ、それを何故かpenguin classicsとして出版したいと結構な無茶を言い、しかもその無茶が通ってしまうかもしれないというのだからいろいろとすごい。


そのmorrisseyのUKツアーのオープニング・アクトのひとつに名を連ねるbrother(http://www.acidlove.net/)。5月8日リリースの2ndシングルstill hereを聴いただけでも、そしてメーリング・リスト登録で無料ダウンロード提供されるtime machine(demo)やそのほかの曲を聴けば聴くほど、強烈に徹底的に90年代なバンド。ブリット・ポップ世代としては、いくらmorrisseyのお気に入りでも二の足を踏まざるを得ず...、しかしどうにも耳に残り心に引っかかり、オフィシャル・サイトを覗いては試聴を繰り返し...、気づけばtwitterをフォローし...、今さらこの手のロックに盛り上がるのもどうかとは思いつつも...、もうすっかり7月リリースのデビュー・アルバムfamous first wordsが待ち遠しい。

oasisとblurを中心としたブリット・ポップ、そして数多のoasisフォロワー等に留まらず、その周辺および前後まで(ゆえにoasisやblurばかりでなく、suedeにocean colour sceneにcastにthe bluetonesにlongpigsに...と例を引きたくなるバンドにも枚挙にいとまがない)、まさに90年代のUKロック全般を飲み込んだような印象を受ける。2000年代以降のバンドはそれを受け入れるにせよ拒絶するにせよいずれにしてもブリット・ポップの影響は免れなかったとは思うのだが、brotherほど真正面から躊躇なくたっぷりと90年代を肯定し引き受けたバンドはなかったように思う。リヴァイヴァルを迎えるに十分な時間が経ち、それを担うにふさわしいバンドもついに現れたということなのかもしれない。


このbrotherにしろ、adeleのお気に入りとして知ったwretch 32のunorthodoxにしろ、こんな風に好きなアーティスト経由で新しい音楽との出会いが広がっていくのは本当にうれしいことだ。


今朝も目が覚めて布団の中で携帯をいじり一晩でたっぷりたまったtwitterを一応チェックしていたら、hurtsのtheoのつぶやきに、the weekndのthe morningという曲のリンク(http://www.youtube.com/watch?v=5TAko3RH0bk&feature=related)があり、聴いてみたらギターが鳴りシンセも存分に鳴りトリップ・ホップなアレンジではあるけれど、曲そのものはかなりメロウなR&B調バラード。しっとりと気持ちのいい曲で小雨でうすぐもりの土曜の朝にものすごくはまった。

youtubeのリンクからオフィシャル・サイト(http://the-weeknd.com/)に行き、house of ballonsという1曲だけでなく、house of ballonsというアルバムを丸ごとダウンロードできてしまったのには驚いた。high for this/the knowingあたりはhurtsの曲みたいだが、全体としてはヴォーカルのスタイルも含めやはりR&B志向が強く、かなりポップ。エレクトリックでトリップホップなサウンドにソウル/R&Bよりの歌ものという点では、jamie woonを真ん中に置いてその左端にjames blake、右端にthe weeknd、ととらえると個人的にはしっくりくる。

カナダのトロントのabel tesfayeというシンガーを中心としたプロジェクトである以外はよく分かっていないらしいのだが、coming downという曲では、日本のアニメか何かからサンプリングしたような日本語の台詞が聞こえてきたり、何しろこんなに素晴らしいアルバムを無料で配信することからして謎だ。
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2011年04月20日

all you need is now (acoustic)

alice loungeでのアコースティック・ライブ音源(leave a light on/all you need is now/hungry lik the wolf)がalice loungeのサイトにて無料配信中。

DOWNLOADS:Duran Duran In The Alice Lounge
http://radioalice.radio.com/2011/04/18/downloads-duran-duran-in-the-alice-lounge/




posted by atons at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | duran duran | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プレハブの強さ

adeleの最近のお気に入りwretch 32 feat.exampleのunorthodox(http://www.adele.tv/blog/296/unorthodox)がどうやら来週のUKシングル・チャートで1位に初登場するらしい。

wretch 32やexampleについてはよく知らないが(sound of 2011の候補だったwretch 32は今年すでにシングルtraktorがUKチャート5位)、このunorthodoxという曲についてはほぼ知っていた。というのもほぼthe stone rosesのfools goldだからである。ゆえにHIP HOPやグライムなどに疎い僕でもあっという間に親近感がわくし、10分近くのヴァージョンでも物足りないあの最強のループを下敷きにした曲がよくないわけがないし、実際カッコいい。そして今週アルバム・チャート1位をfoo fightersに明け渡したadeleも、来週にはあっさり1位の座に返り咲くらしい。


the drumsの新曲the new worldを聴いた。東日本大震災のためのチャリティ・シングルとして配信リリースされた曲で、日本のファンには無料で提供されている(http://hostess.co.jp/thedrums/mp3forjapan/)。

相変わらずヘロヘロで線の細いグルーヴはまるでプレハブのように心許ない気もするけれど、そこでこのうえなくポップに歌われる“if you just hold on/if you take my hand/i know we can be strong/if you just hold on/if you take my hand/we'll walk in the new world”というシンプルで心強いメッセージは、今まさに必要とされている仮設住宅のように有難く、胸に沁みてくる。



duran duranのalice loungeでのアコースティック・ライブ。all you need is nowはヴァースのヒップでファンキーなグルーヴが強調されコーラスとはすっかり異なる雰囲気になってしまうのが興味深く、johnのエレアコ・ベースがやたらといい音、そしてsimonのボーカルも絶好調。ただこうしてTシャツ姿を見ると腹がものすごいことになっていて、それでも脚は細いから鉄人28号のようだ。

duran duran - alice radio acoustic lounge - april.15.2011
all you need is now
http://www.youtube.com/watch?v=0hs8H4-hjQc
leave a light on
http://www.youtube.com/watch?v=6nE06Mrr3H8
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2011年04月19日

Where is the man you respect?

your arsenalがリリースされた92年の夏、僕は夏休みを利用して連日自動車教習所に通っていた。今はそんなこともないようだけれど、当時の教習所の教え方というのはなかなかに厳しいものがあった。とにかく口の悪い教官がやたらと多く、一応客であるはずのこちらから選べるなんていう気の利いたサービスもなかった。「おまえ」「なにやってんだ」「バカ」あたりを基本に方言まじりにどやしつけられて、萎縮とうんざりとイライラの毎日。だからそんな嫌なことはできるだけ早く終わらせてしまおうと、難関校でも受験するようなモードになり、楽しいことは免許を取ってからと心に決めて暑い中、腹の中で教官をのろいつつ毎日通い詰めに通ってやった。

やがて口汚い罵りも聞き流すことができるようになり、運転にも余裕が出てくる。声には出さないものの負けじと口汚く罵り返し、仮免許を取ったところでとりあえずもう大丈夫だろうという気持ちで、楽しみを我慢する必要も感じなくなり、ちょうど発売日を迎えていたyour arsenalを買うに到ったのである。


your arsenalは、kill uncleツアーから続くロカビリー路線に、mick ronsonプロデュースによるグラム・ロックのテイストが加わり、southpaw grammarやyou are the quarry以降と比べればまだまだ大人しいとはいえ、viva hate/kill uncleとは比べるまでもなく、その時点では最もはっちゃけて開き直ってギラギラして唯我独尊ぶりに拍車のかかったmorrisseyという感じだった。

...そんなglamorous glueやwe hate it when our friends become successfulの一節を口ずさむうちに、無論依然としてどやしつけられながらも、しかし思いの外すんなりと路上教習を終えることができた。



ouija board, ouija boardかnovember spawned a monsterの頃、日本のレコード会社の広告に「今後もシングルをタイムリーにリリースしていきたい」みたいなことが書いてあったのだが、それも結局kill uncleまでしか続かず、このyour arsenalから国内盤シングルのリリースはぱったりと途絶えてしまう(その後日本盤のシングルがリリースされたのは、レコード会社が変わったsouthpaw grammarからの1stシングルdagenham daveのみ)。

それにより輸入盤点に取り寄せてもらうしかなくなったことで、結果的に日本盤を待たずにタイムリーに輸入盤シングルを入手するようになっていった。そういう意味ではそれ以前にもまして、より一層morrisseyにのめりこんでいく...深みにはまっていくきっかけとなったのがyour arsenalだった。
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2011年04月18日

コーチェラの風

UKアルバムチャート、初登場1位はfoo fightersのwasting light。これによりadeleの連続1位記録は先週までの11週連続に終わった。それでもいまだに週間で10万枚以上のセールスがあり、1位とはわずか7,000枚差の2位、もちろん3位には“19”が並ぶ。1位の座を明け渡し連続1位記録は途絶えたものの勢いが減じられる気配さえない。アメリカでも今週1位に返り咲いており、記録更新ならずもまだまだ続く快進撃のほんの小休止にすぎなかった...ということになりそう。


all you need is nowが今週80位...のduran duranは、coachella festivalの最終日に登場。全編をリアルタイムでというわけにはいかなかったけれど見ることができた。開始時間きっかりに始まり、nickが帽子のような妙なマスクを被って登場し見事にすべっていた。1曲目のplanet earthが終わらないうちにすぐに脱いでしまったのも、暑苦しかったからではなくいたたまれなかったらからのように映ったのがおかしかった。新しく加わった女性パーカッショニストは、曲によって姿を消すのでrogerの負担軽減というわけでもないようで、特にニュー・アルバムからの曲が少なかった今回のステージではgirl panic!要員という感じだった。

全体の流れはここ最近のライブと変わるところはなかったが、やはりフェスティヴァルの性質上ベスト・ヒット的な構成にならざるを得ず、ニュー・アルバムからはall you need is now、(オリジナル同様にscissor sistersのana matoronicを招いての)safe、girl panic!の3曲に留まった。それだけに黒尽くめのステージにanaが真っ赤なドレスで登場したsafe(http://www.youtube.com/watch?v=j25Qd7e5nR8)が一番の見どころといえるかもしれない。あとはcoachellaの風がとにかく気持ちよさそうで、生で彼等のステージを堪能できるオーディエンスばかりでなく、そんな気持ちよさそうな風に吹かれて半袖(johnに至ってはタンクトップ)で演奏する彼等のこともうらやましく思った。

duran duran at coachella
planet earth
hungry like the wolf
all you need is now
notorious
safe(ana matoronic)
the chauffeur
ordinary world
sunrise
rio
bond medley
a view to a kill
girls on film


morrisseyのシングルglamorous glueもリリース。日本のiTunes storeでも取り扱い開始。ダウンロード版のカップリングはglamorous glue (live on saturday night live 1992)。

glamorous glue/morrissey
http://itunes.apple.com/jp/album/glamorous-glue-remastered/id428486938

posted by atons at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | duran duran | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする