2011年10月31日

クリスマスが気になる

最新のUKアルバム・チャート。初登場1位はcoldplayのmylo xyloto、これでデビュー・アルバムから5作すべて1位、さらに1週間の売り上げ208,000枚はトップ5内のほかの4枚の総売り上げをしのぎ、lady gagaのbor this wayが記録した215,000枚に次ぐ今年2番目の初動売り上げとなった。

トップ5にはcoldplayのほかに、michael buble(christmas)とkelly clarkson(stronger)がそれぞれ3位と5位に初登場。先週初登場1位だったnoel gallagher's high flying birdsは2位、4位にはbruno mars(doo-wops & hooligans)が再浮上。james morrisonのthe awakeningは12位だった。めずらしいところではtom waitsのbad as meが初登場10位。1999年にmule variationsで最高9位を記録して以来となる二度目のトップ10入り。初登場順位としては過去最高になるらしい。

...ということでadeleの“21”は40週目にしてついに初のトップ4圏外となる8位。1月からいわゆる「今週のadele」を記録しつづけてきたこともあり、僕にとってはcoldplayの初登場1位よりもadeleの8位のほうがちょっとした事件である。とはいえまだ8位、“19”も同様に先週から四つ順位を下げはしたもののまだ15位。ライブDVD“live at the royal albert hall”及びクリスマス前の小休止といったところだろう。


クリスマス・アルバムが3位というのはいくらなんでも先走りすぎなような気がしつつも、今日で10月も終わり。年々早まるクリスマス・ムードに11月もすっかり取り込まれてしまっていることからすれば、もはやタイムリーなリリースであるのかもしれない。

duran duranのgirl panic!のPV解禁や、morrisseyのアメリカ/メキシコツアー(11月10日から)などが控えている11月。ただgirl panic!はどちらかといえば今さらのPV解禁でもあり、morrisseyはさらに新曲を披露する可能性があるものの、いまだニュー・アルバムのリリースが決まらない段階ではほんの慰めにしかならないのも事実。そんな中、より大きな関心を寄せずにいられないのはやはりthe killersの今年のクリスマス・シングルだったりする。
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2011年10月29日

お大事に

初ライブ作品“live at the royal albert hall”のリリース(11月28日、日本盤は12月21日)といううれしいニュースがあったadeleだが、依然として喉の状態は芳しくないようで、治療に専念するために年内に予定されていたツアー全日程及び一切のプロモーションをキャンセル、つまり完全休養することになった。

2011 Live Dates And Promotional Appearances Cancelled
http://www.adele.tv/news/362/2011-live-dates-and-promotional-appearances-cancelled

世界セールス1200万枚を超え、最新のチャートでも全米1位、全英4位。“21”のセールスがまだ衰えを見せない中、表舞台から姿を消さねばならないのはあまりにもったいない。マイペースのadeleをしても、少なくともライブを心待ちにしていたファンに対しては非常に心苦しく思っているはず。やむを得ない健康上の理由とはいえ、辛い決断だったと思われる。

しかし、これほどの成功の後にはその反動が大きくなるのが世の常でもあり、そう考えて長い目で見れば、このタイミングでの休養もあながち悪いことばかりともいえない。音楽業界の容赦ない流れから、adeleという稀代のアーティストを守るためのバランサーがどこかで機能しているのかもしれない。



ライブDVD/Blu-rayに同じ内容のCDが付くのもすっかり当たり前のことになっているようで、adeleのlive at the royal albert hallもやはりCD付きなのだが、11月21日にリリースされるtake thatのprogress liveは最近にしては珍しくCD無しで、ライブ本編とメイキングの2枚組。ただそれとは別に、翌週28日にDVD/blu-rayと同内容のCD版progress liveもリリースされることになっている。あわよくばアルバム・チャートでの1位もかっさらってしまおうという意気込みやら目論みやらが感じられるバラ売り。take thatくらいの人気がなければなかなかできないことだ。

adeleのlive at the royal albert hallもバラ売りにして、例えばCDに3曲足してタイトルを“20”、もしくはそのままで現在の年齢から“23”としてリリースすれば当然初登場1位で、そのままクリスマス・チャートでは“21”と“19”、そして“20”か“23”が上位にずらりと並んでいたに違いない。

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2011年10月26日

adele“live at the royal albert hall”リリース!

adele初のライブ作品“live at the royal albert hall”が11月28日にリリース!

LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL - BLU-RAY/DVD AND CD
http://www.adele.tv/news/361/live-at-the-royal-albert-hall-blu-ray-dvd-and-cd

1.hometown glory
2.i'll be waiting
3.don't you remember
4.turning tables
5.set fire to the rain
6.if it hadn't been for love
7.my same
8.take it all
9.rumour has it
10.right as rain
11.one & only
12.love song
13.chasing pavements
14.i can't make you love me
15.make you feel my love
16.someone like you
17.rolling in the deep


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厄介なベイビー

音楽誌「Q」付録achtung babyカバー企画CDの音源が続々と聴けるようになり、個人的にはultra violet(the killers)/love is blindness(jack white)/untill the end of the world(pati smith)がよかった。jacques lu cont(stuart price)によるeven better than real thingのリミックスもいい。nine inch nailsやdepeche modeも悪くないが、snow patrolのmysterious waysとgavin fridayのthe flyは(この2曲が強烈であることを差し引いても)あまりになす術無しな感じがちょっと...。

Achtung Baby - Tribute Q Magazine
http://soundcloud.com/fagnermorais/sets/achtung-baby-tribute-q/

achtung babyデラックス・エディションのリリースも目前に迫り、本当なら気持ちも高ぶってくるころなのだが...、iTunes storeではどうやら通常盤と2枚組仕様の取り扱いしかないことが判明し、2枚組仕様のCDを購入してあとはmysterious wayのultimatum mix(「ウルチメイタム・ミックス」)等をiTunes storeでダウンロードしようというあてが外れて以来、どうしたものかと悩ましい日々が続いている。

achtung babyとzooropaの別売りか、DVD無しの6CD仕様があれば簡単に購入を決めることができたのに...。(レアトラックの類が乏しかったとはいえ)the smithsのボックスセットをケチっておいて、U2の2枚のアルバムを10枚組で買いなおすというのもmorrisseyやjohnny marrに義理が悪いような...。そこにきてthe smiths completeのジャケット不良とHMVの対応の悪さに購買意欲を大きくそがれ...、いまだに予約できずにいる。achtung babyらしくていいと思えたその肥大ぶりも今はただただ悩ましく厄介だ。



25日に行われたduran duranのマディソン・スクエア・ガーデンでのライブでは、1曲ごとにtwitterで更新されたセットリストはここ最近と変わらなかったものの、アメリカ・ツアーのハイライトということもあってana matronicとmark ronsonが登場。

before the rain
planet earth
a view to akill
all you need is now
blame the machine
come undone
safe (ana matronic)
the reflex
the man who stole a leopard
girl panic (mark ronson)
is there something i should know?
tiger tiger
careless memories
leave a light on
ordinary world
notorious
hungry like the wolf
sunrise
wild boys/relax
rio

Duran Duran-Before The Rain-Madison Square Garden
http://www.youtube.com/watch?v=uoJ1aSTzHjA

Duran Duran - A View To A Kill Live Madison Square Garden, NYC 10/25/11
http://www.youtube.com/watch?v=Qg-qMFeEu0s

MSG Duran Duran 10-25-11 Wild Boys Live
http://www.youtube.com/watch?v=X8BVQh_TFlY



そしてlaughing down cryingリリースの際に期待していた、daryl hallの過去作ボーナス・トラック付きリイシューがついに実現。紙ジャケットやBlu-spec CDよりも何よりも、とにかくボーナス・トラックが収録されるのがうれしい。2枚組ではないので収録内容に限りがあるとしても、少なくともこれでdreamtime(extended version)の初CD化の夢は叶うはずである。

sacred songs/three hearts in the happy ending machine/soul alone(12月21日リリース)
http://www.hmv.co.jp/fl/51/16/1/

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2011年10月25日

秘密基地

billy mackenzieのit's over(orchestra mix)に圧倒されついそこに長居しすぎて、B.E.Fの1981-2011の3枚もまだまだ聴き足りない中、この3ヵ月間やめられずコンスタントに聴き続けているのがアルカラの「半径30cmの中を知らない」と「秘密基地」。

深夜の音楽番組でほんの30秒ほど見かけた「半径30cmの中を知らない」のPVがきっかけでアルカラの存在を知り、アルバム「こっちを見ている」にいたり、そしてその最後に収録されている「秘密基地」に泣いた。

物語仕立ての歌詞が苦手で、「彼は言う、僕はいつかここに二階建ての家を建てる」の行では早々に身構え、さらにサビ前で躊躇無く急展開をむかえてしまう流れには、普通ならげんなりするはずのところを、「七色の風」がぶわっと身体中を吹き抜けたかと思うとぶわっと涙が溢れ出した。

そこにはいわゆる泣ける歌を聞いて自分の思いを重ねたり自分に置き換えたりして涙する余裕などこれっぽちもなく、身体ごとぐっと押さえつけられ、そのうえで平易な言葉で綴られた歌詞に対して、とりあえず泣くという反応が反射的に選択されてしまったような...、「半径30cmの中を知らない」の鬱屈した叫びと居ても立てもいられない衝動がそのままの勢いで今度は涙へ転化されたような...、切羽詰った肉体的な要求という感じだった。


エッジの効いたギターを軸としたタイトな演奏にメランコリックで幻想的なアレンジが荘厳な奥行きを与え、その美しいサウンドと歌と言葉が一気呵成で突進してくるアルカラの魅力にうなりつつ何度も繰り返し聴いて、随分冷静になったはずの現在でもまだ少なく見積もっても二回に一度の割合で勝手に涙が出る。

喪失と再生の歌として聴けば、あれ以来どこか空々しく感じられることもあった過剰に前向きな歌よりも優しく心に寄り添うようで、確かに悲しくやるせなくもあるけれど、その後にはきっと清々しく暖かく、無理なく自然に少しだけ前を見ている気がする。

こっちを見ている/アルカラ
http://itunes.apple.com/jp/album/id447006861
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2011年10月24日

“I am the ressurection”キャンペーン

最新のUKアルバム・チャート。初登場1位はnoel gallagher's high flying birds。しかも2位のmatt cardle(letters)のセールスを40%も上回り、1週間で12万枚超。根強い人気とソロ第一作への注目に加え、アルバムそのものの充実振りがきっちり結果になって現れた。

そういえば発売第一週20万枚超だったadeleの“21”は4位。これで3度目の3位圏外。“19”が先週18位から11位に上昇しているのはおそらくほかが軒並み順位を下げたからで、むしろこの2枚の売れ行き自体はずっと安定しているのだと思う。3位はsteps(the ultimate collection)、5位はed sheeran(“+”)。james morrisonのthe awakeningは6位。

そして先週火曜日の再結成発表以降、UKのamazonでは過去作が1000%以上の売り上げ増を記録したthe stone rosesの1stアルバムが40位に急上昇。

the stone roses再結成発表の1週間後に、noel gallagherのソロ第一作が、X-factor出身のmatt cardleのデビュー・アルバムに圧勝。あまり浮かれすぎてブリット・ポップみたいになっても困るけれど、確かにUKロックへの追い風はここしばらくあり得なかったほどに強力に吹きはじめている、と思いたい。


2009年のrage against the machineの“killing in the name”キャンペーンに倣って、今年はすでに20周年記念としてnirvanaのsmells like teen spiritをクリスマス・チャートでの1位に押し上げようとする動き(つまりアンチ“X-factor”キャンペーン)があるようだが、どうせならthe stone rosesのi am the ressurectionでもってX-factor優勝者の1位を阻止したらいいと思う。

現在の音楽シーンに対する問題提起の意味があるとしても、キャンペーンの手法自体やはり健全とはいえず、話題作り先行で音楽をないがしろにするシーンを批判するキャンペーンが、実は音楽をないがしろにしているという矛盾も抱えざるを得ず、普通なら諸手を挙げて賛成する気にはなれないところだが...、今年に限っては例外的にstone rosesの1位が望ましいように思う。
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2011年10月23日

30年をざっと(1981-2011/B.E.F.を聴く)

B.E.Fのball of confusionは僕にとって四つめのball of confusionになる。ほかにも沢山カバーされているに違いないが、僕が聴いたことがあるのはtemptationsのオリジナル、そしてduran duranとgo westのヴァージョン。duran duranはthank youで取り上げ、ブリブリゴリゴリ鳴るベースを中心に思いっきりファンキーに仕上げ(duran duranのball of confusionについては、当初arcadiaのso red the roseで取り上げるという話もあったと聞く)、go westのほうはどちらかといえばオリジナルに近いアレンジでのライブ音源がbangs & crashesに収録されている。

B.E.Fのヴァージョンは80年代初期のラディカルなエレクトリック・サウンドと、それに負けじと鳴るブラス及びtina turnerのボーカルがせめぎ合うごった煮な味わいがたどたどしくありつつも刺激的。vol.1全体もそのごとく時代を感じさせるサウンドだが、30年後の現在にはかえって面白く聴ける。

そしてそれがvol.2では違和感なくすっきりと洗練されているのには、culture clubやspandau balletが早々に路線変更し、paul youngが現われ、デビュー時からソウル志向に出来上がっていたsimply red/wet wet wet/swing out sister/curiosity killed the catといった新人も続々と登場、90年代にかけては例えばsoulUsoulやハウスミュージックがあり...、まさにソウル/R&Bがロック/ポップス/ダンスと融合を果たし、UK音楽シーンの潮流となっていった10年間の過程が自然と思い出される。


vol.2はリアルタイムで体験していながら、買おうかどうか散々迷ったあげく結局買わずに、その後買っておけばよかったアルバムの筆頭としてずっと後悔していたので感慨もひとしお。vol.1を含めそれぞれの音源についてはyoutubeやiTunes storeで耳にしていたとはいえ、20年間思い焦がれてきたvol.2を、vol.1やボーナス・トラックとともに手にできた喜びは大きい。

まだ好きなアーティスト連鎖でしかなかなか守備範囲も広がらなかった頃ゆえに、当時はgreen gartsideのi don't know why i love youとrichard darbyshireのearly in the morningばかりに耳が向いていたようなところもあった。しかし今回じっくり聴くことで、改めてその凄さを思い知らされたのが、vol.1でthe secret life of arabia/it's over、vol.2でfreeを歌っているbilly mackenzie。来年春リリース予定のvol.3“dark”に彼の参加が叶わないのは本当に残念だ。
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2011年10月22日

ボックスセットを聴く前に

B.E.Fの1981-2011がやっと届いた。ブックレットにシングルジャケットを復刻したカード、そしていつもならうれしくない折り目のきっちりついたポスターも、詳細なクレジットが記載されたいわばB.E.F年表となっているのが面白い。

偶然にも昨晩から今朝にかけて1981-2011について書いた9月24日の記事に対して、「disc3のwork-in-progressのうち2曲(tradewinds/co-pilot to pilot)はvol.2のアウトテイク、つまりvol.3からの曲はsmalltown boyだけである」という旨のコメントがあったので、確認してみるとボックス裏にも“original 1992 backing tracks”と表示されている。ただmartyn wareが1981-2011について語ったインタビューによると“...and also three 'work-in-progress' mixes from 'Dark'.”とあり、また年表ポスターの括り方からしても先日のライブでco-pilot to pilotが披露されていることからしても、おそらくこの2曲もvol.3“dark”に収録予定と考えてよさそうである。

そしてブックレットにはそのvol.3“dark”についての詳細も記されていて、リリースは2012年春、ライブに出演していたelly jackson/shingai shoniwa/boy george/green gartside/sandie shaw/glenn glegory/midge ure/kim wilde/billie godfrey/kelly barnes/kate jackson/david j rochといったアーティスト達の参加が明らかにされている。3年前にABCのmartin flyが、自身とroland gift(fine young cannibals)の参加について言及しているのを見て初めてvol.3“dark”の存在を知ったわけだが、その二人の名前は何故か見当たらない。



一緒に予約していたthe smiths completeもリリースから大分遅れてついに到着。しかしゆっくり一枚ずつ聴いていく前に、ボックスセットについてはやらなければならないことがある。以前duran duranのCDシングル・ボックスセット“singles 1986-1995”を購入した際、本来perfect dayが並ぶところにwhite linesが2枚入っていた。そんなボックスセットあるあるを経験しているので、念のために重複や欠落がないかをまず確認しなければ落ち着かない。

B.E.Fとthe smiths completeいずれも、同じものが2枚入っていたり1枚欠けているなどという凡ミスは幸いにもなかったものの、残念ながらthe queen is deadのジャケットがひどいことになっていた。LP盤ジャケット復刻仕様の見開きダブルジャケットの折り目がぐちゃぐちゃ。特に内側がシワシワで悲惨な状態。ほかもこんな雑な感じ(雑では片付けられないレベルではあるけれど...)ならば値段も安いし諦めもつくのだが、rankもhatfull of hollowもlouder than bombもきちんとしているのでさすがに許容できない。というわけで早速HMVに交換依頼のメールを送った。

duran duranのときはわりとすぐにperfect dayのシングルが送られてきて、それと引き換えに一枚余分だったwhite linesを宅配業者に渡すという形だった。おそらくボックスセットの場合、そういったミスを見越して交換用が準備してあるものと思われるが、リリースから日数も経過し、すでに取り扱いも終了しているので心配。


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2011年10月21日

2012年秋

robbie williams、ニュー・アルバムは来年秋頃リリース予定。ユニバーサルから。

Robbie's New Album Set For Release By Universal Music
http://www.robbiewilliams.com/news-blogs/robbies-new-album-set-for-release-by-universal-music
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TGS

東京女子流の新曲「Liar」(11月23日リリース)がまたしても素晴らしい。「Limited addiction」に衝撃を受け、続けて聴いた「鼓動の秘密」と「ヒマワリと星屑」もいい曲だった。ゆえに期待も高まる一方で、ほかのアイドルに留まらずアーティストと呼ばれる歌手までも楽曲に恵まれにくい名曲が払底なこのご時勢に、そう続けていい曲ばかり続かないのではないかというところもあったのだが、それもあっさり杞憂に終わった。

「Limited addiction」と「ヒマワリと星屑」の合わせ技もすでに彼女達の持ち味という感じであり、そのうえで低音のコーラスが新味として彩りを添え、キャッチーなサビは無論抜かりなく、巧さと危うさと個性が層をなすボーカルの妙味も最大限に生かされ、まさにこれでどうだといわんばかりの堂々たる仕上がり。「Limited addiction」ではまだ中途半端な印象も与えたシックでダークな路線のPVも今回は断然しっくりきている。

東京女子流 / Liar (Short ver.)
http://www.youtube.com/watch?v=9JAnvRCp0J0



テレビではNHKのドラマ「カーネーション」が面白い。小林薫が出ているのに気づいてから見るようになったのだが、主人公役の尾野真千子の演技もいい。なんといってもあの堂々とした間がすごい。演出もあるのだろうけど、あれだけためて不自然にならず、それどころかその時間をすっかり自分のものにしてしまう演技はそんじょそこらの若手俳優ではまずお目にかかれない。ゆえに小林薫とのやりとりも絶妙、些細なやりとりにもグイグイと引き込まれ、糸子がパッチ屋で働くことを直訴する行などでは何度となく本気で笑ってしまった。

椎名林檎の主題歌も、シンプルで優しく力強い歌詞と、それが一語一語慈しむような歌唱によって美しく磨き上げられていくのに気がつけばテレビサイズでさえすでに感動的。今のところまだあっけらかんとしたドラマの内容からは浮いているように聴かれるかもしれないが、尾野真千子の強烈な存在感とはむしろしっかり通底していると思う。
posted by atons at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京女子流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする