2011年11月30日

the cowboys' christmas ball/the killers

the killersの今年のクリスマス・シングル“the cowboy's christmas ball”がリリース。シングル及びこれまでの5曲のクリスマス・ソングを収録した6曲入りchristmas EPの2形態、いずれも日本のiTunes storeから購入できる。

the cowboys' christmas ball
http://itunes.apple.com/jp/album/the-cowboys-christmas-ball/id484282012
(RED) christmas EP
http://itunes.apple.com/jp/album/red-christmas-ep/id484566388


カントリー・シンガーmichael martin murpheyによる(william lawrence chittendenの詩を歌にした)the cowboy's christmas ball(http://www.youtube.com/watch?v=ahAdpMszGjk)のカバーではあるものの、歌詞が変わっている箇所もあり、the killersらしい80年代のburuce springsteenやjohn mellencampあたりを思わせるいわゆるハートランド・ロックなテイストも加味されていて、オリジナルとは大分違った印象も受ける。

やっぱり今年もよそのただ甘ったるいだけのクリスマスとはひと味もふた味も違う、そしてthe killersのこれまでの5曲とも違う、乾いた風の吹く軽快で爽快なウエスタン・クリスマス・ソングになっている。撮影時の写真からすると、すっかりマカロニ・ウエスタン(spaghetti western)な4人が活躍すると思われるPVも楽しみだ。


今日はthe killersのクリスマス・ソングのほかにも、Perfumeの“JPN”も届いた。さらに小説家の川上未映子さんが結婚されるというニュースもあった。エッセイ等から知れてくる以上の日常についてはさほど関心も持てない性質ではあるけれど、そのお相手が同じく小説家の阿部和重さんとなると話は別。以前読売新聞の書評欄で川上さんが阿部さんの「ピストルズ」を大絶賛していたことを、素晴らしい小説に出会えたという歓喜に溢れたその文面とともに思い返さずにはいられず、単なる読書好きな一ファンの無責任には違いないものの、いつも結婚に抱く煮え切らなさとは別に、何か素直にめでたい感じがする。

暖かかった昨日とはうって変わってこの時期らしい寒さとなった今日は、そんなわけで、おそらく今年も淡々と過ぎてゆくであろうクリスマス当日よりもよほどクリスマスらしい日だった。

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2011年11月28日

girl違い

最新のUKアルバム・チャート。rihannaのtalk that talkが初登場1位、今週もシングルwe found loveが1位をキープしたrihannaは、UKチャート史上においてアルバム・シングル同時1位を同じ年に二度(一度目は1月のアルバムloudとシングルwhat's my nameの同時1位)、しかもそれぞれ異なるアルバムとシングルで達成した初の女性ソロアーティストということになり、またこれまでmichael jackson/R.E.M./elton john/blondie/robbie williamsといったアーティストが同じ年に2枚のアルバムで1位を獲得しているものの、女性ソロアーティストとしてはrihannaが初の快挙となるらしい。

今週のトップ5はそのrihannaを筆頭に、2位のone direction(up all night)/4位のwestlife(greatest hits)/5位のkate bush(50 words for snow)、4枚が初登場、先週1位のmichaele bubule(christmas)は3位に後退、しかしそれでもまだadeleは9位に踏みとどまり、28日にはlive at the royal albert hallがリリースになるので、来週はまた順位を上げるかもしれない。

シングル・チャートでは今年から突如クリスマス・ソングになってしまったslow moving millieのplease, please, please, let me get what i wantは先週36位から34位、かたや大定番のfairytale of new york(pogues with kirsty maccoll)も47位。配信版シングルがリリースとなった(日本のiTunes storeでは今のところ取り扱い無し)james morrisonのUP(feat.jessie j)が62位。75位には何の影響かdeep blue somethingの1995年のヒット曲breakfast at tiffany'sが初登場している。



再生回数400万回を超えそうなビデオのほうは解禁当日以降全く見ていないが、配信版シングルのリリースにはまだけなげにも興味を失わずにいるduran duranのgirl panic!。すでにドイツでは配信済みでもあるから、もしかしたら改めて告知せずにひっそりと追加されていたりするのかもしれないとiTunes storeのduran duranのページを結構まめにのぞいてきたのが、今日になってしばらく40で安定していた取り扱い枚数が44に増加。同じアルバムの増殖も珍しくないのであまり期待せずに確認してみると...、このタイミングでgirl panic!ではなくgirls on filmのリミックス、かつてelectric barbarellaのカップリングやgirls on film the remixesとしてリリースされたものだった...。

http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewArtistSeeAll?dkId=2&ids=487384

boy georgeのturn 2 dust(reggae mixes)は12月12日リリースで予約受付中。痩せて見えるビデオつき。

turn 2 dust (reggae mixes) - single
http://itunes.apple.com/jp/preorder/turn-2-dust-reggae-mixes-single/id483739969


posted by atons at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | adele | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月27日

marion最新ライブ映像

marionが11月24日に再結成第一弾ライブを行った。12月17日の復活ライブに先がけて行われた“warm up show” で、会場も小さく曲数も12曲と少なめ、toys for boysもlet's all go togetherも無し、2ndアルバムからはsparkleのみ。

Fallen Through
I Stopped Dancing
Hurricane
Sparkle
Oh Lord
Time
I Won't Pretend
The Only Way
Vanessa
Painkiller
Vines
Sleep

Marion - 'Sparkle' 24/11/11
http://www.youtube.com/watch?v=ylpPwsO4K6M
Marion - 'Time' 24/11/11
http://www.youtube.com/watch?v=ythoRpPJVIg
Marion - 'I Won't Pretend' *NEW* 24/11/11
http://www.youtube.com/watch?v=7WD8elhD1AM

こちらは改めて12月17日の本番前に読んでおきたいjamie hardingのインタビュー記事。クリスマス前のこの時期に読むとまたさらに泣ける、そして大いに同情し心から応援したくなる。

Whatever Happened To Marion?
http://www.nme.com/blog/index.php?blog=10&p=11323&title=whatever_happened_to_marion_1&more=1&c=1

NME: So between the band splitting up in 1999, and being taken into hospital in 2007, how did you sustain yourself? Did you have a job?

JH: It was just horrible. Honestly, various bedsits, in Manchester and Macclesfield, flitting back and forth, get sick of one place and go to another. Just a very lonely, poverty-stricken time, you know? Excruciatingly lonely. It was horrendous. I spent six Christmases in bedsits, on the trot, from 1999 to 2005. The bedsit era, oh my God.

NME: Obviously there's a romantic notion of the penniless artist alone in a bedsit.

JH: Oh God, no. I mean, I can romanticise it now. There were some moments that were as beautiful as any of my life, even though I was on my own. Like, just how the sky looked some nights. Little things. But yeah, mostly it was horrific. Christmas days just in bed with nothing, not even bread to make a piece of toast.

NME: So how did you fill the days?

JH: Watching TV. For a long time I had nothing. I just used to listen to Classic FM and weep.


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ちぎって捨ててくの

昨年はなんといってもall you need is now先行配信直前ということで、秋のリリースラッシュが収まりつつあるこの時期にも一向に落ち着かなかったが、今年は今のところ12月1日のthe killersのクリスマス・シングルthe cowboy's christmas ballを待つばかり。

確かにgorillazのベスト、take thatのprogress live、adeleのlive at the royal albert hall、daryl hallのthree hearts in the happy ending machineのリイシュー(ボーナス・トラックはdreamtime extended/i wasn't born yesterday remix/foolish pride shep pettibone extendedの3曲)といった楽しみなリリースもあるけれど、ベストとライブDVDとリイシューなので新作ほどがっつかずにいられる。

できるだけ早く手にしたかったadeleのlive at the royal albert hallも、どうやら入荷が12月にずれ込むらしい輸入盤からさほど遅れずに12月21日にリリースされる国内盤を待つことにした。だから師走を前にいつも慌しい音楽周辺がかえってまったり落ち着いたムードにある。

the smiths complete不良品交換対応のゴタゴタもまだ引っかかっていて、通販自体をあまり利用したくないという気持ちもあるし、またそれ以上に東京女子流の存在も大きく影響している。今は「Liar」と「limited addiction」、そしてアルバム「鼓動の秘密」があればほかに何も要らないといっても全然大袈裟ではない。


ほんの3ヵ月前まではその存在さえ知らなかったわけで、「Limited addiction」との出会いがなければ、今頃東京女子流の分だけごっそりと聴く音楽に事欠いていたかもしれないと思うと、普通なら完全に素通りしてしまうyahooのトップページを経由して「Limited addiction」のPVを再生した偶然がちょっとした奇跡のように思われる。

ただ、ではなぜ普段素通りするようなyahooトップページからリンクをたどったんだっけ...と改めて振り返ってみると、HMVに予約したB.E.F.の1981-2011の入荷遅れのせいで、それこそ聴くに事欠き、あちこち聴きまわってもパッとせず、その挙句に何気なく...という流れだったのだ、そういえば。つまりB.F.F.の1981−2011がすんなり届いていたら(その後billy mackenzieの歌声に魅了されたこともあり)、きっと「Limited addiction」のPVを再生することはなかっただろうし、ほとんどテレビで見かけない東京女子流については知る由もなかったはず。

そんな風に皮肉にも入荷遅れがきっかけだったと思えば玉に瑕だけれど、それも今となっては「ちぎって捨ててく」感じであまり気にならないのだから、やっぱり東京女子流はすごいと思う。

Liar
http://www.youtube.com/watch?v=xoTsus1Xtk8
Limited addiction(1st JAPAN TOUR 2011〜鼓動の秘密〜より)
http://www.youtube.com/watch?v=hiAfYP5f1qM
ヒマワリと星屑
http://www.youtube.com/watch?v=yduuHMe1KQ8&ob=av2e
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2011年11月26日

釣果

陽射しが揺れるその下を小さな魚の群れが横切り、木漏れ日に羽虫が光の粒のようにキラキラと、クモの糸がフライフィッシングの糸のようにやわらかく漂うのを見ると、それはどうしたってロバート・レッドフォード監督の映画「リバー・ランズ・スルー・イット(a river runs through it)」のことを思わずにはいられない。

これまで何度繰り返し観たかわからない大好きな映画のひとつであり、あるがままの自然の傍らにおいて反芻してもなお色褪せることのない美しい映像はもちろん、近すぎるから分かり合えず、また分かるからこそ踏み込めない家族ゆえの儘ならなさを優しくさりげなく、そして鮮やかに描き出した名作、マーク・アイシャムの手がけた音楽を含め僕にとってはすべてが完璧な映画だ。

A River Runs Through It Trailer
http://www.youtube.com/watch?v=5Z7yeXtBQMU


きっとこの映画を観た人のほとんどがあこがれるように、静かな渓谷に一人たたずみブラッド・ピット演じるポールみたいに美しく釣り糸を踊らせてみたいと、繰り返し観るたびにそう思い続けて十数年、まだ実現には至っていない。行動力の乏しさもあるだろうし、映画で観たせっかくの美しさを現実の釣りに伴う厄介によって台無しにしてはならないというような意識もどこかに働いているのかもしれない。


釣りは子供の頃から何度かやる機会があった。最初は雑貨店を営んでいた祖父母の家の近所の小川で、そこにかかる短い橋の上から釣り糸をたらした。といっても裏にあった竹ざおの先に、売り物だった釣り糸や浮きやおもりが入った子供だましな釣りセットをぶら下げたもので、エサも魚肉ソーセージだった。

夏休みに早起きして近所の釣り好きのおじさんに山奥の大きな池へ連れて行ってもらったのをきっかけに、ほんのちょっと釣りにはまり出した。魚が水面に跳ねるのを見たのもその時が初めてだった。そのおじさんからリールのついた釣竿をもらい、釣り好きの友達と仲良くするうちに、訳も分からず釣りの本や使い道の定かでないルアーを買ったりするくらいにはなった。

自然と両親に釣りに連れて行ってくれとねだるようになり、例によってそういったレジャーに何故か頑なに乗り気ではない家だったので、渋々国道からさほど奥まらない多少渓流らしい場所に下ろされ早々に切り上げられ、これまた例によってつまらないドライブインで昼ごはんを食べて帰った。


...そして釣り堀以外で魚を釣り上げた経験がないまま今に至る。これではまるでノーマンの恋人ジェシーの兄のよう、そもそもフライフィッシングという柄じゃない。

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2011年11月25日

クリスマス6年分

the killersの今年のクリスマス・シングルは“the cowboy's christmas ball”。シングルとこれまで5年連続でリリースしてきた5曲のクリスマス・ソング(a great big sled/don't shoot me santa/joseph, better you than me/happy birthday guadalupe/boots)を含む6曲入りEPの2形態で、12月1日にiTunes storeから独占配信、ビデオも同日に解禁となる(http://twitpic.com/7j77sq)。また最初の90日間の売り上げについては全額REDに寄付される。

http://www.universalmusic.pt/new.php?id=c7599c92e449186fbc25025fa7ca2ce5

(RED)CHRISTMAS EP / the killers
1.a great big sled (feat. toni halliday)(2006)
2.don't shoot me santa (2007)
3.joseph, better you than me (feat. elton john & neil tennant) (2008)
4.happy birthday guadalupe (feat. wild light & mariachi el bronx) (2009)
5.boots (2010)
6.the cowboy's christmas ball (2011)



the killersのクリスマス・ソングがあと6日で聴けてしまう、つまりあと6日でついに12月という今日。朝起きて外を見るとちょっとした吹雪。この冬初めての積雪は朝のうちにすっかりとけてしまったものの、日中の最高気温は4℃、来週には平年並みに戻るらしく、まだ冬本番前の小さな冬には違いないけれど、身体もなれないうちなので確かに寒い。街中でもすっかり冬仕様に着膨れている人が目につくようになった。

ダウンに毛糸の帽子にマフラーに手袋きっと中もヒートテックの類と思われる完全防備。明日突然1月から2月にかけての大寒波がやってきてもびくともしなさそうなその姿はまるで冬を拒絶しているようで、かえってその周辺の気温が1℃から2℃ほど下がっているような寒々しい感じがする。寒さにおびえるあまり、また「冬を暖かく過ごす」CMや言うに事欠くアナウンサーが連発する「寒いですね」にあおられて、自ら冬を迎えに行っているようにも冬を引き延ばしているようにも見える。

思えば冬の入り口には大変寒い最高気温4℃も、冬の終わり3月初めには春の訪れを感じる暖かさ。冬と決めつけず、ごく自然に受け入れてみればすっと肩の力も抜け、徐々に冬を冬らしく過ごす準備も整いつつあるような気がする。
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2011年11月24日

クリスマス・プレゼントのもらい方

まだ正式な発表はないものの、the killersの今年のクリスマス・ソングはぽつぽつと漏れ伝わってきている情報によると“cowboy christmas”というタイトルらしい。少し前にはラスヴェガスでthe killersのメンバーがカウボーイ姿でビデオ撮影をしていたという目撃情報もあったが、どうやらその時のものと思しきbrandonの写真もtwitterに提供されている(http://twitpic.com/7inqy4)。

昨年の今頃はとっくにbootsのリリースが伝えられていたこともあり余計に待ち遠しく感じられたが、the killersは今年もクリスマスの約束を守ってくれそうで、6年連続6曲目のクリスマス・ソングが届くまであともう少しといったところだろう。

そんな待ち遠しい気持ちはものすごく理解できる(実際僕も10月末から気になりだしている)し、すでに5年連続の恒例行事であるとはいえ、一寸先は闇が当たり前の音楽業界ではそれがすでに奇跡的なことで、逆に言えばいつ途絶えても不思議ではないのだから、それはどうしたって気にかかる。しかしだからといって例えば海外のファンがmark stoermerのtwitterにクリスマス・ソングをせっつくような書き込みをしているのを見ると、ちょっと野暮だなぁと思う。


どうなるか定かではないとはいえ基本的に毎年恒例であるし、仮に今年は残念ながら見送られることになっとしても、これまで5年間連続で毎年バラエティに富んだ素敵なクリスマス・ソングをリリースしてくれただけですでに相当有難い。しかもそれをチャリティとしてやっているわけで、そういった事情を考慮しさらに活動休止もほとんど無きに等しくソロ活動で楽しませてくれたことを加味すれば、いくら楽しみで待ち遠しくてもこちらから「クリスマス・ソングはどうなってんの?」とはいいにくい。それはサンタクロースに面と向かってプレゼントをせびるようなもの。起きて待っていたらサンタクロースはやって来ない。待ち遠しくてたまらず眠れなくても、せめて寝たふりして待っていたほうがいいと思う。



...とこんなことを書くうちにある物語(の一場面)を思い出した。サンタクロースがプレゼントを置こうとしてある少年の枕元に立つと、その子が待っていたかのように目を開いて、「ねぇお父さんでしょ?」と言い出す。サンタクロースが否定しても「本当はお父さんなんでしょ?」としつこく食い下がり、こまっしゃくれた生意気な子供だなと思い適当に打遣り、表に出たところでそこが孤児院だったと判明したのか、それとも次の子供のところへ向かう道すがら「もしかしたらあの子は本当にお父さんを待っていたのではないか...」と気づくのだったか...、肝心なところが判然としないけれど確かそんな話だった。入試の問題かそれを扱った新書か何かで読んだように記憶しているが、タイトルも覚えていない、そのサンタクロースと少年がどうなったのかも知らない。


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2011年11月23日

Liar

mystery jetsのニュー・アルバム“LP4”が来年4月にリリースされるとのこと。2010年のserotoninに続く4枚目で“LP4”、いかにも仮題のように見えるけれど、特にそういった但し書きもない。serotoninは2010年の私的ベスト・アルバムの一枚だったので、2年足らずでのリリースも今から待ち遠しい。

paul wellerのニュー・アルバム“sonik kicks”(2012年3月26日リリース)も前作wake up the nationから2年。収録曲目、noel gallagherやgraham coxonのゲスト参加も明らかにされ、1stシングルaround the lakeにいたってはすでにiTunes storeで配信中。夏にリリースされたシングルstarliteについてアルバムを象徴したものではないと語っていたように、around the lakeというどこかのどかな感じのするタイトルとも違い、無骨で過激で妖しい仕上がりになっている。

around the lake/paul weller
http://itunes.apple.com/jp/album/around-the-lake-single/id479873698

OMDは12月初めからスタジオに入りニュー・アルバムのレコーディングを開始。楽曲自体はほぼ書き上がっているらしく、“english electric”というさらに確信に満ちたタイトルも決定しており、こちらも順調に進めば前作history of modernから2年前後でのリリースになるのではないだろうか。



来年の楽しみなリリースも伝わってきて、普通ならserotoninやwake up the nationやhistory of modernを聴き返すところなのだが...、今日23日はなんといっても東京女子流の「Liar」の日、パソコンを開いて真っ先にiTunes storeで購入してから一日中「Liar」が鳴りっぱなし。散々試聴もしていたのに、それでも改めてひとりスタンディング・オベイションみたいな感じで大いに盛り上がる。

言ってしまえば「ヒマワリと星屑」と「Limited addiction」のいいとこどりには違いないのだが、それでも文句無くカッコいい曲だし、やりすぎの一歩手前で踏みとどまることで最大限の効果をもたらしている装飾の類も、それぞれの個性を存分に生かしつつ絶妙なバランスで成立するボーカルの妙も、...とにかく悉く素晴らしい。

最近のアイドルといえば売り方ばかりが注目を集めたり、新たな一手にとらわれあっさり行き詰まったり、かと思えば安易にR&B路線に走ったりで、セールスや話題性では盛り上がっているように見えるけれど、肝心の音楽についてはおざなりな印象がいよいよ強い。そんな中にあって東京女子流は、それが音楽への端緒でありまたファンに限らず幅広い世代に音楽の素晴らしさを広める存在だった頃のアイドルを思わせる。ゆえに彼女達のライバルは、現在も変わらず愛され続けている歌とともにあった70年代や80年代のアイドルであるべきだと思う。

東京女子流 Liar/W.M.A.D
http://itunes.apple.com/jp/album/liar-w.m.a.d-ep/id478825929
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2011年11月22日

新人3

twitter経由で知ったマンチェスター出身のバンドmutineers。一年前にリリース済みのデビュー・アルバムfriends, lovers, rivals(日本のiTunes storeでも購入可能)を聴く限り、ニューウェイヴ・リヴァイヴァル路線で多少ポップに開けた感じやボーカルの声質はdelaysに近い印象も受ける。アルバムを通して聴くにはまだ練りも足りず決め手にも欠け、正直単調と言わざるを得ないが、hyde road/shadow kisses/alone in our ideaといった曲をはじめとして美しくメランコリックな旋律は魅力的。

friends, lovers, rivals/mutineers
http://itunes.apple.com/jp/album/friends-lovers-rivals/id401673724


そのmutineersをフォローした途端にフォローされたのが同じくマンチェスターのbauer。シングルchange foreverを無料配信中、もうすぐデビュー・アルバムsleeping giantがリリースされるらしい。こちらもやはり第一印象で圧倒されるようなインパクトには乏しいのだが、ストレートなロックにシンセ多めでsnow patrolあたりを思わせるサウンドは気持ちよくないわけがなく、またこの時勢に掛け値なしのポップなメロディと美しく端整なサウンドだけで勝負しようという心意気はすごくいいと思う。

http://www.baueronline.co.uk/


これらふたつのバンドとは対照的にすでにadeleのお墨付きをもらっているalabama shakesは、もう歌い出しだけでゾクゾクビリビリする、女性ボーカル版kings of leonといっても過言ではない存在感。歌声のみならず、そのギターを抱えながら歌う姿がカッコよくそして愛嬌もあり、目と耳のどちらにも強烈にアピールする。

Alabama Shakes - "Hold On" - Live from the Shoals 8-21-2011
http://www.youtube.com/watch?v=iQXbf1i24C8&feature=related
Alabama Shakes - "I Found You" - Live from the Shoals 8-21-2011
http://www.youtube.com/watch?v=cnVSUH6_oBY&feature=related



NHKの7時のニュースで「ここまで勝ちっぱなしの琴奨菊...」と言っていた。NHKのニュースなら「全勝」とか「負けなし」と表現しているようなイメージもあってちょっと意外に聞こえた。そして「全勝」や「負けなし」をあえて「勝ちっぱなし」と景気のいい表現にしたのだとしたら、それだけ今場所の琴奨菊がいい状態で、また今日も「勝ちっぱなし」の勢いで勝ったに違いないと思ったのだが...初黒星だった。もしかしたらその後に伝えられた白鳳の「全勝」と表現がかぶらないように配慮した、アナウンサーのさりげないテクニックだったのかもしれないし、ただ何となくそう言ったのかもしれない。

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2011年11月21日

「ね」日本一

最新のUKアルバム・チャート。先週2位のmichael bubule(christmas)が、初登場2位のJLC(jukebox)と3位のsnow patrol(fallen empires)を退け、4週目にして初の1位。先週初登場1位のsusan boyle(someone to watch over me)は6位。解散を受けてリリースされたR.E.M.のベスト盤part lies part heart part truth part garbage 1982-2011は19位に初登場。そんな入れ替わりの激しいチャートにあっても、adeleの“21”はひとつ順位を上げて8位。秋の新作リリースラッシュも難なく乗り越え、11月28日にはライブDVD“live at the royal albert hall”も控え、さらにクリスマス効果も加わるとなると、そのまま動きの少ない年明けを経て一年間トップ10に居座り続ける可能性もいよいよ現実味を帯びてきている。

シングル・チャートではrihannaのwe found loveが通算6週目の1位。someone like youが記録した5週(4週連続プラス返り咲きで1週)を抜き、いわば今年のadele人気に一矢報いた形になった。またthe smithsの曲が大手百貨店チェーンのクリスマス・キャンペーンCMに使用されるということで話題になったslow moving millieによるplease, please, please, let me get what i wantのカバーが、先週の168位から大きく順位を上げて36位に顔を出している。



その一方で露骨にCM的なgirl panic!のyoutube再生回数が350万回を超えてご機嫌なduran duran。11月末からのUKツアーにとっては宣伝効果も見込めるだろうし、本人達がただ見られるだけで満足というのならそれはそれでかまわないが、解禁から2週間、今のところヒットに結びつきそうな気配がないのは残念。そもそも350万回という数字にもいまひとつピンと来ていない。日本のテレビにおいてお笑い芸人やオカマと同じ勢いで知らぬ間に人気者になっているモデル兼タレントを怪訝に見てしまうくらいなので、ファッション業界やスーパーモデルの影響力を知らないだけなのかもしれないが、...ただduran duranのビデオとして見ても可もなく不可もなくといった出来だと思う。

スタイリッシュでゴージャスでセクシーで見栄えはするものの、気張って散々引っ張ったわりに独創性に欠け、インパクトでもgirls on filmには遠く及ばず、しかも80年代回帰を匂わせ、世間のduran duranに対するイメージを逆手に取ったようでありながら、そこで肝心のduran duranらしい意味不明で奇妙な世界観に乏しいのが致命的。スタイリッシュ/ゴージャス/セクシーも、僕の好きなduran duranの基準に照らせば、大人しく小奇麗で無難にまとまったようにしか見えないのである。

このビデオがきっかけとなり、girl panic!がUKチャートにでもちょこっと姿を現したり、all you need is nowが再浮上でもするのであれば結果オーライ、こんな余計なことも言わずにすむし、できれば言いたくもないのだが、どこがどんな風に見られたのか、でそれが今後どうつながっていくのかさっぱり分からない350万回ではそんなに喜べない。





日本シリーズはインタビューでの秋山監督がすごかった。口癖に興奮と感動も加わり、尋常でない数の「ね」と「ほんとに」とそれが一緒になった「ほんとにね」が繰り返された。野球選手や監督は語尾に「ね」をつける傾向にあるが、昨日の秋山監督ほど「ね」が並び、それに迫る勢いで「ほんとに」が繰り出された例は初めて、一定の会話文のうちに付加できる「ね」と「ほんとに」の限界を見た思いがした。youtube再生回数350万回にも負けない凄まじさ、「ね」でも立派に日本一だった。

posted by atons at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | adele | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする